料理をもっとおいしくしたいけれどどんなやり方があるのかわからないと悩んでいる人もいるでしょう。クッキングにかかる時間をあまり変えずに簡単にできるものはないかと思ったら、炭を使ってみませんか。最初は半信半疑だった私もやってみてびっくりしたことが何度もあるので、炭をどんな形で使えるのかを紹介します。

炭で料理をおいしくしよう

炭で雑味を取りつつ深みを出す

私が炭を使ったのはクッキング番組で紹介されていたからで、やってみて本当に驚いたのがご飯です。炊飯器でご飯を炊くときに料理用に販売されている炭を一片放り込んだだけで、まるで別物のように炊けました。甘みが強くなってふっくらとし、芯まで柔らかめの炊き味になったのです。風味も豊かになってお米という感じがするようになりました。このような効果は炭の浄化作用によって雑味が取り除かれ、加熱したときに生じる遠赤外線効果によって甘みが増したと解釈されています。この原理がわかってしまえば汎用性が高く、色々な料理に使えることがわかります。

雑味を取っておいしくする使い方では煮る料理なら何でも使えます。煮物に小さな炭を入れておけば十分ですが、お茶パックに入れておくと炭が砕けて粉々にならないので安心です。遠赤外線の影響もあって味がしみ込みやすくなるのも特徴で、おでんや筑前煮などに入れると味わいが深まります。また、和風の料理だけでなく洋風料理や中華料理にも効果的で、ポトフに使えば野菜のだしが均一に回って深みが生まれ、麻婆豆腐に使うと豆腐にまで味が浸透しておいしくなります。また、かつおぶしや昆布、煮干しから出汁を取るときに使うのも効果的で、炭を一緒に入れておくだけで澄んだ味わいのだしを取ることができるのが魅力です。

おでん・煮物

遠赤外線効果を生かす炭の使い方としてオーブン調理が挙げられます。オーブンの天板の空きスペースに数個の炭のかけらをおくだけで焼き上がりが変化します。ローストビーフやローストポークなどが代表的な例で中までしっかりと柔らかくなり、旨味も増強されます。肉や魚とは特に相性が良いと覚えておきましょう。野菜でも火が通りにくいカボチャやサツマイモなどを丸ごと調理したいときにも炭を置いてオーブンで焼くだけで時間を短縮しつつ、甘みを増強することができます。炭焼きの肉や魚の料理がおいしいのと同じような原理なので、炭焼きでおいしかったものはチャレンジしてみる価値があります。

炭の効果を理解してクッキングに使おう

炭は雑味を取り除くことができ、さらに遠赤外線効果によって素材を柔らかくしつつ旨味を引き出すのが魅力です。接触させて雑味を除き、加熱するときに近くに置いて遠赤外線調理をできるようにするというのが基本です。原理がわかってしまえば使い方は多種多様なので、おいしくしたいと思う料理にうまく活用しましょう。

オーブン調理は炭の遠赤外線効果を生かした料理

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