消臭や除湿、はたまたダイエットまで様々な効果がある炭ですが、実は炭を使うことでご飯を美味しく炊くことができるというのは知ってましたでしょうか。

炭でご飯を炊くと美味しくなる理由は?

炊きたての御飯

ご飯を炊くのに、備長炭を使うとなぜ美味しくなるのか疑問に思っている人も多いはず。まずはその理由から説明していきましょう。

お米を炊くのに最も重要な要素、それは水です。お米をふっくらと美味しく炊くには、水のpHが重要になってきます。pHとは、水の酸性、アルカリ性の度合いを表す基準で、お米をふっくらと炊くには、この㏗が弱アルカリ性の状態が最も適していると言われています。炭は、この水の㏗値を弱アルカリ性にする力があります。

また、炭には孔と呼ばれる微細な穴が沢山開いており、その穴に汚れなどを吸着してくれます。特に水道水は、消毒のために塩素が混ざっていますが、炭を使うことで、塩素や不純物が取り除かれ、美味しくお米を炊くことができます。

さらに、炭には抗酸化作用があり、ご飯の黄ばみも防いでくれます。そして、炭に含まれるミネラルが、お米の中に溶けだします。
まとめると、

  • 水を適切なph値に調整してくれる
  • 不純物を取り除いてくれる
  • 抗酸化作用があり、黄ばみを防いでくれる
  • ミネラルが溶け出してお米に栄養を与えてくれる

という4つの効果で、お米をふっくらと美味しく炊き上げてくれるというわけです。

ご飯を炊くのに適した炭は備長炭

また、ご飯を美味しくたくためには、炭の種類にこだわる必要があります。お勧めは備長炭、白炭など、高温で焼かれた炭です。高温で焼かれることで、水の㏗値を調整する力が高まり、より美味しく炊くことができます。

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炭を使ったご飯の炊き方

精米したご飯

それでは、さっそく炭を使ってご飯を美味しく炊く方法を紹介していきます。

1.まずは備長炭を用意したら、水でよく洗い、備長炭の汚れを落としましょう。

2.次に、炭を鍋にいれて煮沸させ、弱火で10分ほど熱します。(沸騰させる前から、炭は水にいれておきましょう。)こうすることで、炭の孔にたまっていた不純物が排出され、炭の効果をより引き出すことができます。

3.炭をザルなどにいれて水切りします。

炭の準備はこれでOKです。

美味しいご飯を炊くポイント

続いて、ご飯の炊き方です。ここでは改めて美味しいご飯の炊き方も紹介していきますね。

1.まずはお米を測ります。この時、1合を正確に測ることが重要なポイント。計量カップにご飯をいれたら、軽くゆすってお米をカップに詰めましょう。お箸などで余分なお米はそぎ落とし、カップにぴったりと合わせてください。

2.つづいてお米を研いでいきます。お米を研ぐ目的は、ぬかを取り除くことです。始めは水ですすぎ、後は手のひらで押すようにして研ぐのがポイントです。

3.また、ご飯は炊く前に水に浸すことでふっくらと炊きあがります。夏場は30分、冬場は1時間、たっぷりと水に浸すようにしましょう。

4.炊きあがったら、ご飯を蒸らします。10分~15分程度、フタはそのままでご飯を蒸らします。

5.最後にご飯をかき混ぜます。窯の底からお米をはがすようにかき混ぜて完成です。

ご飯にいれるのにお勧めの備長炭

ご飯用の炭、何を買えばいいのかわからないという人のために、お勧めの備長炭を紹介します。炭の扱いに慣れていないという方は、ご飯用の備長炭を買っておくといいでしょう。

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毎日食べるご飯で健康を作ろう

日本人の主食であるお米。炭を使うことで、お米は栄養たっぷり、炊きあがりもふっくらと、美味しくご飯をいただけますよ。毎日の食を充実させることで、生活は豊かに、そして健やかになります。ぜひ皆さんも試してみてくださいね!

 

 

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