アパレル業界におけるSDGsの事例について

アパレル業界におけるSDGsの事例について

SDGsとはSustainable Development Goalsの略称で、持続可能な開発目標という意味です。基本的人権や地球環境などの問題解決に向けて、2030年までに達成することが目的です。また、すべての国連加盟国が賛同しており、世界的に関心が高まっています。アパレル業界も、sdgsの実現に向けて、具体的に行動しています。これから、アパレル業界における事例を紹介します。

SDGsとは何か

SDGsとは何か

世界的に、SDGsに対する関心が高まっています。SDGsとは、Sustainable Development Goalsの略称です。「持続可能な開発目標」という意味で、すべての国連加盟国が目標として掲げています。具体的に17の目標が掲げられており、2030年までに達成することを目指しています。貧困と飢餓の撲滅、健康と福祉、教育の普及、衛生的な環境、ジェンダー平等、経済基盤、技術革新、気候変動、海と陸を守るなど、基本的人権と生活水準、地球環境に関わる目標ばかりです。世界中の誰もが平和で公正な生き方ができるように、2015年に定められました。

2000年から2015年までは、MDGsが掲げられていました。MDGsとはMillennium Development Goalsの略称であり、ミレニアム開発目標と呼ばれていました。極度の貧困撲滅や初等教育の普及などが掲げられ、SDGsの前身として知られています。MDGsでは、貧困率が減ったり、インターネットの普及率が高くなったりして、いくつかの目標を達成することができました。しかし、未達成の目標もあり、引き続きSDGsで取り組むことが決まりました。MDGsとSDGsの大きな違いは、国連や政府、国や自治体だけではなく、民間企業や個人も積極的に目標達成に関わることです。また、発展途上国だけではなく、先進国も当事者として意識を高めることが重要なポイントです。

尚、MDGsとSDGsの大きな違いは、目標を8から17に増やしたことです。しかも、分かりやすく箇条書きにしているので、子どもでも理解しやすいというメリットがあります。目標のうち1から6までは基本的人権、7から12までは経済と社会、13から15までは地球環境、16と17は基本的な目標です。各目標を象徴するイラストも描かれており、イメージしやすいところも大きな特徴です。SDGsを自分たちの身近な問題として取り上げるケースが増えており、授業で取り上げる学校もあります。SDGsに関連する書物もたくさん発行されて、さらに関心が高まることが予測されています。イメージアップにつながるので、SDGsを事業展開に取り入れる民間企業は多いです。

アパレル業界とSDGs

アパレル業界も、積極的にSDGsに取り組んでいます。衣類の素材として、アパレル業界では大量の綿花を使用します。SDGsの一環として、無農薬の綿花栽培を推進して、化学物質の使用頻度を減らすように努力しています。化学物質の使用が減れば、環境汚染を防ぐことができるからです。また、化学物質を利用した衣類が、肌に影響を及ぼすことを防げます。ほかにも、リサイクルしやすい素材を使って、地球環境に負荷をかけないように配慮しています。

アパレル業界では、劣悪な労働環境の改善を目指しています。長時間労働が解消されて、適切な賃金が支給されるようになれば、sdgsが定める目標を達成することができます。なぜなら、健全な労働環境は、基本的人権を守ることにつながるからです。アパレル業界では、素材の生産から衣類の縫製、販売まで数多くのスタッフを必要とします。すべてのスタッフが快適に働けるように環境を整えることは、アパレル業界の重要な課題です。

アパレル業界の問題として、大量生産および大量消費が挙げられていました。中でも、余剰在庫の問題は深刻です。その理由は、生産された衣類がそのまま廃棄されるケースが多いからです。大量の衣類を焼却すると、膨大な量の二酸化炭素が放出されます。公害などの環境汚染や地球温暖化につながるので、早急に改善すべき問題です。地球環境を保護するために、生産量をコントロールしたり、リサイクルを推進したりする活動がアパレル業界に求められています。

具体的な事例について

具体的な事例について

SDGsを取り入れたアパレル業界の具体的な事例として、有名ブランドの戦略が知られています。ある世界的な有名ブランドが、使い捨てプラスチックの使用量をゼロにすることを目標に掲げています。ほかに、リサイクルナイロンを積極的に利用している有名ブランドもあります。影響力の高い有名ブランドが行っている取り組みは、注目を浴びやすいです。しかも、賛同者が増えやすく、SDGsに対する意識改革が個人に広がります。また、取り組みの内容をアピールするために、SDGsに対する理解が深いタレントや有名人を広告に起用するケースが増えています。コマーシャルやSNSの影響力は大きいので、アパレル業界をアピールする人材は慎重に選ぶことが大切です。

アパレル業界とSDGsの今後について

2030年までに、すべての国連加盟国がSDGsを目標に掲げました。貧困の撲滅や温暖化の阻止など、基本的人権や地球環境に関する目標なので、関心を持っている方は多いです。また、アパレル業界でも、余剰在庫の問題などを解決するために、積極的に関わっています。大量生産および大量消費を解消するための問題にも取り組んでいます。

サステナブルファッションで実現できること。〜自分の個性を輝かせ、自分らしいおしゃれを楽しむ〜

個性を活かす

ファッション業界は、衣服の生産から廃棄に至るまでの環境負荷が非常に大きく、海外では、サステナブルファッションへの取り組みが課題となり、急速に広がっています。一方、日本での取り組みについては、限定的なものに留まっています。この記事では、サステナブルファッションで個性を輝かせ、自分らしさを楽しむためのポイントを紹介します。

サステナブルファッションへの関心と行動を

サステナブルファッションへの関心と行動を

サステナブルファッションとは、“衣服の生産から着用、廃棄に至るプロセスにおいて将来にわたり持続可能であることを目指し、生態系を含む地球環境や関わる人・社会に配慮した取り組みのこと(環境庁)”です。しかし、この説明では少しわかりづらいかもしれませんね。サステナビリティを認証する会社、エコ・エイジ(Eco-Age)の創始者であり、ブランドコンサルタントであるリヴィア・ファースが「洋服を買うときに必ず『最低でも30回は着るだろうか』と自分に問いかけることです。答えがイエスなら買いましょう」と語っていますが、サステナブルファッションとは、まさに、そんな洋服と言えるでしょう。

それでは、サステナブルファッションに関心のある人はどのくらいいるのでしょうか。環境省の調べによると、関心があり具体的に行動している、あるいは、これから実行しようと思っている人が8%、関心があっても行動を起こしていない人が51%になっています。つまり、行動を起こす、起こさないに関わらず、サステナブルファッションに関心のある人が6割にのぼっていることがわかります。この調査は、サステナブルファッションへの関心の高さを示す結果となりました。

長く大切に着られるお気に入りの洋服を

エコ・エイジのリヴィア・ファースが語るような、最低30回着られる1着を手に入れるには、今までの着慣れた洋服よりも少し高めですが、丁寧な作りで、高品質な洋服を買うようにしなければならないかもしれません。例えば、ヨーロッパで流通しているクロム(鉱石の一種)フリーの皮革、洋服のアクセントとして装飾された無鉛のクリスタルやニッケルフリーの金属メッキなど、細部までサステナブルにこだわった洋服は、きっとお気に入りの1着になるはず。長く、大切に着続けたいですね。

サステナブルファッションをエンジョイしたい

サステナブルファッションをエンジョイしたい

サステナブルファッションを楽しむためのポイントを4つ挙げてみました。

自分が着る服の情報を入手する

サステナブルファッションで自分の個性を輝かせ、自分らしいおしゃれを楽しむには、まず、自分が着る洋服について知ることが大切でしょう。サステナブルファッションを装うということは、環境問題に対する意識の高まり、さらには、自分の価値観をはっきりと示すことになります。自分の着る服の素材がどこで調達されているのか、使われている素材や生産プロセスは本当にサステナブルなのかなどを確認することもエココンシャスにとって重要なポイントです。インターネットで簡単にリサーチできるので、自分の価値観に合った洋服選びをするのも楽しいですね。

服にひと手間加えることで愛着がわく

たまたま何かにひっかけてしまって、お気に入りの洋服の生地がほつれて着られなくなってしまう、そんな経験がありませんか。たとえそうなってしまっても、洋服を捨てる必要はありません。服のお直しを施してくれるお店や、自社製品をリペアしてくれるブランドもありますから、そうしたところにお直しやリペアを依頼してみてはいかがでしょうか。あるいは、手先が器用な人は、自分で服の修理方法を学び、洋服に少し手を加えて、新たな魅力を引き出すのも楽しいですね。お気に入りの服にひと手間加えると愛着が倍増しますし、また、自分だけのオリジナルへと変身するのも嬉しいですね。

高品質な洋服を選ぶ

洋服選びの際に、思い切って、量よりも質のサステナブルファッションを選択するのも1つのポイントでしょう。例えば、安価なタートルネックのセーターの場合、購入後、比較的早い時期で色褪せしたり、ほつれが生じたりすることがあります。色褪せは修理できないし、素材そのものの品質がよくないと、ほつれをうまく直せない可能性があります。一方で、高品質でサステナブルな洋服は、コストがかかりますが、その分修理が利くため長く着ることができます。また、価格の高い服は、年月が過ぎても形崩れせず、色褪せもしづらいうえ、丁寧に着ることで購入時の状態を長く保つことができます。高品質の洋服は、購入時にコストがかかりますが、長く着ることを念頭におけば、考え方次第でコストパフォーマンスを上げることができるかもしれません。

洋服のお手入れをする

お気に入りの洋服を長く、良い状態で着続けるためには、素材にあったケアや洗濯が必要です。そうすることで、洋服を長持ちさせることができます。例えば、カシミアは撥水性が弱く、水分が付着したままにしておくとシミになる場合があります。水分が付いたらすぐにふき取って乾燥させることで、カシミアの風合いを保つことができます。また、綿素材のジーンズは、洗濯すると縮んだり色落ちしたりすることがあるため、裏返しにし、ネットに入れて洗濯機で洗います。こうした手間をかけることで、洋服を長く、良い状態に保つことができます。

サステナブルファッションで自分の個性を発揮する

サステナブルファッションとは、お気に入りの洋服を長く、大切に着ることと言えるでしょう。そのためのポイントは、1)自分の着る洋服に関心を持ち、調べること、2)お直しやリペアを施し、洋服を大切にすること、3)素材の良い洋服を選ぶこと、4)洋服のお手入れをすること、が挙げられます。サステナブルな洋服で自分の個性を発揮し、サステナブルファッションを楽しみましょう。

エシカルファッションジャパンの取り組み

エシカルファッションジャパン

お気に入りの服を着て出かけると気分が上がりますよね。
しかし、その服がどのようにしてできているのかにまで思いをはせることは難しいかもしれません。

安くてトレンドを取り入れた服が氾濫し、まだ着られる服が捨てられるという事態が起こると社会はどうなるのでしょうか。
エシカルファッションの普及を通して、社会的な問題の解決に取り組んでいる団体をご紹介します。

SDGs(エス・ディー・ジーズ)とエシカル消費

SDGsはSustainable Development Goalsの頭文字をとった省略形で、2015年の国連サミットで採択されました。持続可能な開発目標と訳され、世界中の人が2030年までに解決すべき17の目標が示されています。この目標を達成することで世界中の人が幸せに、豊かな恵みにあふれた地球で生き続けることができるようになります。17の開発目標はそれぞれが関連しながら成立しており、課題の解決に向けた行動をいくつか同時に行うとより効果的です。

SDGsの17の達成目標のうちの12番目に「つくる責任つかう責任」があります。エシカル消費はこの目標に関連する言葉です。エシカル(Ethical)は倫理的と訳されます。道徳やモラルと似た意味ですが、社会の中で他人と一緒に生きるために必要な態度といったところでしょうか。簡単にいうと人や社会、環境のことを考えて行動することです。エシカル消費とはそれぞれが社会的問題の解決に考慮した商品を選んだり、社会的な課題に取り組んでいる事業者の商品を買ったりする消費活動のことです。

大量生産、大量消費、大量廃棄を行うことで開発途上国での過酷な労働や自然破壊による環境問題、資源の奪い合いによる紛争など多くの社会問題が発生しています。安さや品質だけを求めるのではなく、安全性や人や環境、社会への配慮がある商品かを基準に1人1人が消費行動を変えることで生産者の行動が変わり、資源をムダにしない社会を実現できます。

SDGs(エス・ディー・ジーズ)とエシカル消費

エシカルファッションとは?

エシカルファッションを直訳すると倫理的な服装となりますが、少し意味がわかりにくいですね。
エシカルファッションはエシカル消費に基づいた服の選び方で、環境問題、労働問題、社会問題に配慮した服装をすることです。

2006年にロンドンでアパレル会社の経営者などによって設立されたEthical Fashion Forum(エシカルファッション・フォーラム)によると、流行をとり入れた安価だが耐久性がなく毎年買い替える必要のあるファストファッションに反対する、生産する労働者の賃金や権利、労働環境を守っているなどエシカルファッションには10の基準があります。しかし、どうすればエシカルファッションを取り入れることができるのか考えてしまいますよね。

エシカルファッションを実行するために利用できるのが、服の素材や認証マークの確認です。エシカルファッションの素材には植物系自然素材やリサイクル繊維などがあります。たとえばオーガニックコットンは農薬や化学肥料を3年以上使っていない土地で育った綿花を原材料とする綿織物です。そのほか麻やテンセルなどの素材もあります。サトウキビやトウモロコシから生成したバイオ由来の化学繊維は、二酸化炭素の排出量の削減という観点からエシカルファッションの素材とされています。ペットボトルから作られたポリエステル繊維は、リサイクル素材です。

エシカルファッションの目印になる認証マークもあります。一番身近なのはエコマークではないでしょうか。地球を抱き締める両腕が、eの形になっているマークです。エコマークは、作られてから捨てられるまでの間の環境負荷が少ない商品につけられています。木の葉がデザインされたOCS認証は、オーガニック繊維で作られた商品であることを示します。GOTS認証(オーガニックテキスタイル世界基準)は円の中にシャツがデザインされています。オーガニック繊維の加工の世界基準です。

私は子供のころ近所のお姉さんからもらったピンク色の可愛いセーターがお気に入りでしたが、いま思うとそれはエシカルファッションでした。そう考えると、エシカルファッションを生活に取り入れるのはそれほど難しくないのかもしれません。おしゃれな古着を買うのもエシカルファッションです。今ある服を手入れして大切に長く着るのも、エシカルファッションといえます。エコバッグを持つこと自体がsdgsの目標達成に適う行動といえますが、そのエコバッグの素材がペットボトルならもっとよいということですね。

エシカルは当たり前、エシカルファッションジャパン

エシカルは当たり前、エシカルファッションジャパン

エシカルファッションを考えることも大切ですが、最初からエシカルに作られた服もあります。一般的にエシカルファッションはシンプルでベーシックなものが多く、草木染めを利用したりするなど色合いも自然でよいものを長く着られるのが特徴です。エシカルファッションとは思えないほどファッショナブルなブランドもあります。

エシカルファッションジャパンは、日本生まれのエシカルファッションを推進する団体です。運営しているのは株式会社 READY TO FASHIONで、WEBサービスの開発やデザイン、メディア、広告事業などを手がけています。ファッション業界の仕事を探せる求人プラットフォーム「READY TO FASHION」や、ファッションビジネスマッチングアプリ「fatch(ファッチ)」などのサービスを展開中です。

エシカルファッションジャパンの事業内容は、エシカルファッションを当たり前にするためのエシカルファッションのPRです。サイトを通じて、エシカルファッションのブランドを紹介したり情報を配信したりしています。エシカルファッションの普及のためのワークショップやイベントではエシカルについてともに考える場を提供し、エシカルファッションブランドのメッセージがよりよく伝わるように発信しています。

よいものを長く着るエシカルファッション

エシカルファッションは、環境問題や労働問題、社会問題に配慮して作られたファッションです。
エシカルファッションを身につけることで、SDGsの持続可能な開発目標の達成に近づくことができます。

エシカルファッションジャパンはエシカルファッションを推進するための団体で、日々エシカルファッションの普及のために尽力しています。

ファッション業界における社会問題

ファッション業界の低賃金や長時間労働、児童就労問題

ファストファッションブランドが登場し、消費者は低価格でトレンドアイテムを手に入れられるようになりました。服の製造に多くの発展途上国の人々が携わっていることにより、低価格が実現できています。ファッション業界は華やかに見せますが、その裏では、低賃金や長時間労働、児童就労などの深刻な労働環境が大きな問題となっています。

ファッション業界の低賃金や長時間労働、児童就労問題

低賃金で長時間労働させられる労働環境

ファッション業界の大きな問題の一つは、低賃金で長時間労働させられる労働環境です。世界的に大量生産・大量消費社会が一般的になり、ファッション業界でも、低価格で大量の服を作り短いサイクルで商品を入れ替えています。シーズンごとにトレンドに合わせた商品を作る必要もあるので、常に大量の服を作っています。そのため、発展途上国の工場では、女性や子ども関係なく長時間労働が課せられています。また、裁縫工場は低賃金の上、出来高制がほとんどです。長時間労働して服を作らないと、平均的な収入が得られない場合が多いようです。

多くの発展途上国の人たちが、ファッションブランドの裁縫工場で生計を立てています。これは、ファッションブランドが発展途上国でたくさんの雇用を生み出しているからです。こうした国では通常、求人数は少なく転職することが難しいのが現状です。そのため、どんなに過酷な労働環境であっても、裁縫工場で働くしか道はないんです。欠勤すると仕事を失う可能性もあるため、体調が悪くても長時間労働をする人がほとんどだといわれています。

児童就労問題について

ファッション産業では、児童就労も大きな問題となっています。世界中には1億人以上の児童労働者がいるといわれています。数ある業界の中でも、ファッション産業は難しいスキルがなくても作業できる工程があるので、児童労働者も仕事ができます。そして児童労働者の多くは、家計が苦しく働かなければいけない状況に追い込まれています。そのため、低賃金で危険な作業をさせられたとしても、文句を言わず働き続けなければいけません。こうした児童のほとんどは1日中働いており、教育を受ける時間がないのが現状です。

これはファッション業界の課題だけではなく、その国での児童に対する権利の低さや教育制度が整っていないことも問題といえます。また、裁縫工場は製造過程で化学物質を使うため、児童の健康状態も問題の一つです。成長期を劣悪な環境で過ごすため、子どもの健康状態に多大なる悪影響を与えています。

児童就労問題

労働環境の改善を目指すためには

ファストファッションブランドが増え、驚くほど安い価格で服を手に入れることができるようになりました。ファッションが好きな人の中には、ワンシーズン着たら古い服は捨てるという方もいるのではないでしょうか。服を購入する時、消費者である私たちが少し意識をするだけでブランド側の考えや労働環境を変えることができるかもしれません。

労働問題などを改善するためのエシカルファッションについてはこちら↓の記事をご覧ください。
エシカルファッションの意味と今日から出来る取り組みとは?
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アパレル商品の廃棄問題を解決するSDGs

アパレル商品の廃棄問題を解決するSDGs

アパレル業界において深刻なのは、売れ残った衣料品の廃棄問題です。大量のファッションアイテムはすべて売れるわけではありません。中には大量に売れ残ってしまうものもあり焼却処分されます。環境問題などに関係するもので社会問題にもなっています。上記のような問題を解決するSDGsはどのような活動なのか知っておきましょう。

アパレル商品の廃棄問題を解決するSDGs

企業はどんな取り組みを行っているのか

SDGsはどんなものなのか

ファストファッションやブランドの洋服などは、売れ残る場合もあります。売れ残ったアイテムは焼却処分されるものも多く、一時は環境団体からクレームも来ました。SDGsはサスティナブルディベロップメントゴールという意味の言葉で、いくつかの要素から成り立っています。例えばすべての人を健康にする、貧困をなくすといった活動を行います。ファッション業界でも注目されている活動で、大量生産や環境問題に対応します。

リネームについて知ろう

アパレル業界が行っているSDGsの1つにリネームと呼ばれるものがあります。売れ残った洋服を廃棄するのでなく、再販をするものでもありません。タグを付け替えて別の商品として販売するものです。そうすることによって製造元や元となったブランドに傷をつけることなく商品を売ることができます。うまく利用すればアパレルの廃棄量を減らすことが可能です。ショーではヴィンテージアイテムを使ったり、オーガニックコットンのアイテムを取り入れるなど、環境に配慮したコーディネートも登場しています。

古い服を書き換える活動

ファッション業界では90年代などにリリースされた洋服を書き換える作業も行っています。古い商品は汚れているものや、型が古いものもあります。そこで形状をアレンジして染め直すことによって、新規商品として販売をしています。衣料廃棄が問題となっている状況において、売れ残った商品を再構築して販売する手法を用いることで、廃棄問題解決に取り組んでいます。再構築された洋服は基本的に一点物となっているので、同じものはありません。

ファッションショーを行い認知度を高めている

2020年には静岡市でSDGsの推進ファッションショーを行っています。ファションショーは2019年から開始されていて、のべ7230人が来場しました。毎回テーマを設けて、テーマに沿ったファッションショーを開催しています。スペシャルゲストやモデルの参加などもあり、多くの方にSDGsの重要性を発信しました。

衣料品の廃棄問題を解決してくれるSDGs

廃棄をなくし洋服の有効利用をするSDGsはアパレル業界の将来を担う

衣料品の廃棄問題を解決してくれるSDGsは多くの企業が取り入れています。例えば売れ残ったブランド品をリネームして販売する、過去に販売された洋服を再構築して新商品として売るといった活動を行っています。またファッションショーを行いアパレル商品の廃棄問題を世間に広めています。上記のような活動を行うことによって、少しずつ衣料品に関係する廃棄問題や環境問題は解決できます。

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サステイナブルファッションの意味とは?今日から出来る取り組みやブランドも紹介します。

話題のサスティナブルファッションとは

ファッションが好き。そして自然も好き。そんな方なら、サステイナブルファッションという言葉を耳にしたことがあるかもしれません。サステイナブルとは、持続可能なを意味する言葉です。

サステイナブルファッションとは、限りある資源や不可逆的な地球環境に配慮し作られたファッションを指します。

最近、Sdgsという言葉が話題となっておりますが、サステイナブルファッションに興味をもって、意味を知りたい。サステイナブルファッションを着ることで、環境に配慮しながらファッションを楽しみたいという方も増えています。

でも、どうすれうばサステイナブルなファッションを楽しめるのか、また具体的にどういった取り組みがあるのかということを知らない方は多いと思います。

サステイナブルファッションの意味を知り、そしてそのためにできる行動を知ることで、あなたはより一層ファッションを楽しんでいくことができるでしょう。

話題のサスティナブルファッションとは

話題のサスティナブルファッションとは

サスティナブルファッションの特徴は、生産から販売、消費までの一連の流れにおいて、環境や社会にできる限りの配慮がされているファッションをいいます。

実はアパレル業界は、大量生産、大量消費を色濃く投影した業界です。服を1枚作るのに膨大な環境資源が使われています。農薬を使って土壌汚染をしながら植物を育て原材料にし、大量の石油を使って水を汚染し、二酸化炭素を排出、さらに、最近はサイクルの短期化が進み、毎年約100万トンの衣服が捨てられています。

サステイナブルファッションのメリット・デメリット

サステイナブルファッションには、メリットもあればデメリットもあります。心からお洒落を楽しみ、そして、自らが納得してサステイナブルな活動に参加するためにも、しっかりとメリットとデメリットを把握しておきましょう。

サステイナブルなファッションのメリットは、自分の体にも、そして地球環境にも優しいこと。自然素材を活かした服を着ることだったり、フェアトレードにのっとった服を買うということは、それだけでこの地球の持続可能性に貢献していることになります。

デメリットは、価格が高くなる、手間がかかる、という点です。例えば、無農薬で服の素材となる植物を育てるには、農薬を使うよりも当然膨大な手間がかかり、その分価格が高くなります。ファストファッションのように、安く手軽にといった価格では、なかなか手を出しづらいかもしれません。

サステイナブルな取り組みに参加することは、地球にとっても私達の未来にとっても大切なことです。だからこそ、消費者がしっかりと考え、理解して選ぶということが重要です。

企業、個人ができるサステイナブルな取り組みとは

では、具体的にサステイナブルファッションを実現するために、アパレルに関わる企業はどういった取り組みをしているのでしょうか。また、ファッションを楽しみたい自分自身が出来る取り組みにはどういったものがあるのでしょうか。

オーガニックコットンなど自然素材の利用

オーガニックコットンとは、無農薬のコットンです。農薬や化学肥料を使わない素材を利用することで、環境と身体に優しい素材で衣服を作ることができます。

環境に優しいものを選ぶことは、地球に優しくする、あなたが最も簡単にできるサステイナブルな取り組みの一つです。

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毛皮を使わない

多くの動物たちが、ファッションのために犠牲になっています。例えば、キツネは8万匹。ミンクは71万匹が毛皮のために犠牲になっているんです。かといって、私達が毛皮を使ったファッションを楽しめないわけではありません。

エコファー、エコレザーなど、動物を殺さずに身に着けられるアイテムは多くあります。

服を長く着る

1着の服を長く着ることは、私達が簡単にできるサステイナブルな取り組みのうちの一つです。私達が適切にケアをし、服をいまより1年長く着ることで、日本だけでも4万t以上の衣服の削減に繋がります。

また、レンタルサービスを使ったりという方法も、服を長く楽しむことに繋がります。

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受注生産・適切な在庫管理

人の服の購入枚数、廃棄枚数を調べると、購入枚数の方が多い、という調査結果がでています。また、全く売られずに捨てられる服は、年10億点と言われています。受注生産や適性な在庫管理を取り入れることは、サステイナブルな取り組みに繋がります。

フェアトレード

フェアトレードとは、公正取引のことです。日本の服の98%は輸入品で、その多くは海外の人件費や原材料が安い国の資源を消費することで作られています。

大企業が海外の労働者を違法な環境で働かせていた、というニュースを見たことがある人もいると思います。フェアトレードは、これから発展していく世界全体の豊かさを保つ助けになります。

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過剰包装をしない

日本でレジ袋が有料化されましたね。アパレルの世界においても、過剰包装は重大な問題です。企業だけでなく、消費者もエコバックを持ち歩くことなどでこの活動に参加できます。

日本の廃プラ排出量は2019年で850万トンでした。そのうち家庭からの排出が約半数を占めています。私達個人のちょっとした心がけで、環境に大きく貢献できます。

服の再利用

現在、衣服の70%以上がごみとして廃棄されています。1日に焼却、埋め立てされる衣服は、なんと1300tにも及んでいます。

衣服を必要としている人は世界中に沢山います。服を捨ててしまう前に、再利用しようという心がけを持つだけでも、サステイナブルな取り組みに貢献することができます。

捨てるのは心が痛むあなたへ。着なくなった服の活用法20選

サステイナブルな取り組みを見せる企業

サステイナブルファッションへの注目が集まってくる中、これまでファストファッションを展開していた企業も、続々とサステイナブルファッションへの取り組みを始めています。また環境省からも、サステイナブルファッションについてのレポートが出され、世界的な注目を集めています。

環境省のレポートはこちら

ユニクロ

ユニクロは、自社商品のリサイクル、回収などの取り組みを行ってきましたが、2020年より、リサイクルポリエステルを活用した商品の開発を行ったり、また、店頭でのプラスチック包装の85%削減を目指すなど、積極的な取り組みを見せています。

三陽商会

バーバリーなどの販売で知られる三陽商会は、スペインのブランド「ECOALF(エコアルフ)」と提携。新たに共同出資を行い、同社の持つサステイナブルなブランド商品を全面的にプロモートしていく姿勢を見せています。

ZARA(ザラ)

ファストファッションのイメージが強いZARA(ザラ)ですが、2025年までに、全ての製品をサステイナブルな素材で製造すると発表している。CEO自ら、ファストファッションとの決別を宣言し、会社をあげてサステイナブルファッションへの転換へと取り組んでいます。

サステイナブル ファッション EXPO

また1企業の取り組みではないですが、企業同士の取り組みとして、サステイナブルファッションEXPOが有名です。 サステイナブルファッションEXPOは、日本最大級のサステイナブル、エシカルブランドの祭典。サステイナビリティを考慮した様々なファッションアイテムが展示され、多くの企業が出展します。

サステイナブルファッションEXPOの公式ページはこちら

サステイナブルなファッションブランド

日本でも多くの企業がサステイナブルファッションに興味を持ち始めています。お洒落を楽しみながら、地球にも優しい身体にも優しいファッションをぜひ身に着けましょう

tennen(てんねん)

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tennen(てんねん)

tennen(てんねん)のコンセプトは、「ゴミにならず、土に還る服であること」。それも100%土に還ることを目指しています。ennenの服は天然素材。生地も、ボタンも、ネームも、全てが自然由来の素材で作られています。

コットンやウールなど、天然素材の特徴を活かし、肌触り、着心地を追求。そしてクリエイティブで気持ちいい服を作っています。

tennen(てんねん)のページはこちら

MERCI(メルシー)

MERCI(メルシー)

MERCI(メルシー)は、2011年に創業された、純国産のブランドです。国産のアパレルブランドは、わずか2%しかありません。生地にもこだわりをもち、CO2の排出量を減らす手段活用されている生地、染色で水の汚染をしない生地、動物を傷めない生地を使用。

縫製は、高い技術をもつ国内の工場で製造。オープンで透明性のある環境の中で、リアリティーのある情報を伝え、”流れて行く”だけの流行ファッションではない、新しいファッションを設計しています。

MERCI(メルシー)のページはこちら

sumigi(スミギ)-墨着-

『sumigi-墨着-』は、「着る」ことを通し心豊かな暮らしを送るお手伝いするために立ち上げたプロジェクトです。sumigiは一切の農薬や化学肥料を使わず栽培された天然のコットンと炭で100%オーガニック素材を使用し作られています。

お風呂へ浸かったときにほっと一息つくあの安心感のような温かさや穏やかさをsumigiで常に纏えるように細部までこだわりを持って制作しています。

『sumigi(スミギ)-墨着-』のページはこちら

おすすめの国産・海外エシカルファッションブランド15選!
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サステイナブルファッションの課題とは?

サステイナブルファッションは一見するといいこと尽くめのようにも聞こえます。しかし、本当にそうなのでしょうか。サステイナビリティは決して魔法ではありません。例えば、衣服のサイクルが長くなるということは、企業にとってはそれだけ成長が鈍くなる可能性も考えられます。

これまでの消費社会から、循環型社会に転換していくためには、それに対応する全体的なデザインが必要ですし、企業だけでなく消費者意識も必要です。今多くのアパレルブランドがサステイナビリティに舵を切っていますが、消費者の意識はまだ追いついていない部分もあります。

出典:知るギャラリー

上記は、インテージが、15~69歳の男女1,800人を対象に行った買い物意識に関する調査です。調査例えば、半分の方は衣服のトレーサビリティには関心がありません。またフェアトレードについても半分以上の方が関心を持っていません。

対して、自分の価値観にあうブランドについては、15%以上の方が高くても買うと回答しています。やはりアパレルブランドに必要なことは、しっかりと自分たちの価値観を打ち出し、サステイナビリティの価値を伝えていくことにあるのでしょう。

サスティナブルファッションを楽しもう

サスティナブルファッションを勉強すると、意外とすぐに自分に取り入れられることがわかります。ちょっと視線をかえると、今までの自分のファッションへの意識ががらっとかわります。

今もっている洋服を見直すいい機会にもなるでしょうし、新しいサービスにチャレンジすることで、環境への意識も高まります。サスティナブルファッションを取り入れるということはそれだけで気分ちが良いことでしょう。

エシカルファッションの意味と今日から出来る取り組みとは?

先進国のために工場で働く海外の方々

SDGsへの関心の高まりと共に、ファッション業界でもエシカルファッション(Ethical Fashion)という言葉に注目が集まってきました。ですが、エシカルファッションといきなり言われても、なんのことだかという方も多いはず。

今日はエシカルファッションの意味や現状、どうすればエシカルファッションの取り組みに参加できるのかなど、エシカルファッションについて詳しく解説していきたいと思います。

先進国のために工場で働く海外の方々

エシカルファッションとは

エシカルという言葉は、直訳すると「倫理的な」という意味です。エシカルファッションにおける倫理とは、人や地域、社会や地球環境に配慮し、良識的な考えを持つこと。エシカルファッションとは、こういった倫理感をもって、ファッションに対して行う取り組みを指します。

例えば、地球環境に配慮した素材で服を作ったり、またそういった製品を購入するということも、エシカルファッションに参加することになります。 SDGsにおいては、ファッションに限らず、消費全般についてエシカルな考えを持っていこう、ということでエシカル消費という言葉が使われています。これは、 2015年9月に国連で採択された持続可能な開発目標(SDGs)の17のゴールのうち、特にゴール12に関連する取組となっています。

エシカルファッションの基準

エシカルファッションには一定の基準があります。2006年に設立された、ファッション業界の社会と環境の基準を変革する共同運動の開発を目的とした団体 “Ethical Fashion Forum” において、10の基準が定められました。

  1. 安価で使い捨て型の「ファストファッション」に反対する
  2. 生産する労働者の賃金・権利・労働環境を守っている
  3. 持続可能な生活を支える
  4. 有毒農薬や化学物質の使用問題に取り組んでいる
  5. 環境にやさしい素材を使用、または開発している
  6. 水の使用を最小限にしている
  7. リサイクル、エネルギーやゴミ問題への取り組みをしている
  8. ファッションの持続可能性を開発・促進している
  9. 取り組みを報告し、解決策を広めようとしている
  10. 動物の権利を守っている

エシカルファッションとサステイナブルファッション

エシカルファッションと似た言葉に、サステイナブルファッションがあります。サステイナブルファッションは、訳すと持続可能なファッションという意味になります。ファッションについて、生産や流通において自然や社会に配慮し、持続可能なファッションへの取り組みをさします。

両者は、生まれた背景や歴史は違いますが、取り組みとして重なっている部分が多く、両者は同じ意味でとらえられることも多いです。

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エシカルファッションとファストファッション

エシカルファッションを理解する時に、ファストファッションを理解するとより理解が深まります。ファストファッションとは、最新の流行を取り入れた、商品を安価な価格で、短期間で大量に生産、販売するビジネスモデルです。

ファストファッションは消費者にとっては、安く魅力的な服を手に入れられるため、とても人気があります。しかし、その裏では、大量の廃棄問題が発生したり、短いトレンドに合わせて服を大量生産するために、海外の劣悪な環境の工場を使ったりと様々な犠牲の上に成り立っています。

ファストファッションと労働問題

ファストファッションを語る時に、よく議論されるのが労働問題です。多くのファストファッションは、海外の賃金が安い縫製工場を利用して洋服を作っているので、人件費を削減して洋服を生産することができます。

エシカルファッションは上記のような低賃金労働問題を解決するものです。例えば生産者に対して適切な賃金を支払っていること、適切な労働環境を確保していることを重視した活動を行います。

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環境問題にも対応するファッション

洋服を製造するにあたって製造工程によっては、環境に大きな影響を与えることがあります。洋服は綿を利用して作っています。綿を正常に育てるときには除草剤などを使用しないといけません。

発展途上国では必要以上の農薬を散布する地域もあります。また綿花の加工や染色をするときに科学物質が川に流れるといったトラブルも起こります。エシカルファッションは上記のような環境問題についても考えます。環境に負担をかけない製造方法を利用して洋服を作ります。そうすることによって川などを汚染せず地球の良好な環境を維持することを目指します。

エシカルファッションは人と地球環境に対応したファッションを指す言葉です

フェアトレードについて知っておこう

エシカルファッションに取り組む際は、フェアトレードを行いましょう。フェアトレードとは、直訳すると「公平な貿易」という意味になります。例えば、日本で販売されている安いコーヒーやチョコレートは、途上国で生産されたものを使用しています。安価な商品を生み出す場合、人件費を安くしたり、長時間労働をさせたりしてコスト削減をしている工場が多いです。

特にファッション業界でフェアトレードが注目されるようになったきっかけは、2013年の「ラナ・プラザ崩落事故」です。2013年、バングラデシュにおいて、8階建ての商業ビル、「ラナ・プラザ」が崩落しました。ラナ・プラザには、27のファッションブランドの縫製工場が入っており、そこで働いていた多くの若い女性が犠牲になりました。


この事故では、コスト削減を追求するため、ずざんな工事の上に建物が建てられ、違法な増築などを繰り返していました。多くの労働者達は違法な低賃金での労働を余儀なくされていたことが判明しましたが、ブランド側はそんな状況は知らなかったと否定しました。

上記のような安い賃金や長時間労働を強いられている弱い立場の労働者を守るために、フェアトレードは使われます。フェアトレードは認証ラベルが用意されていて、条件を満たしている各企業に交付されます。

エシカルファッションを行う際は、フェアトレードを行いましょう
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エシカルファッションに取り組んでいるブランド

アパレル業界においては、働く人だけでなく、服を購入する人についても、SDGsへの関心は高まっています。エシカルファッションに取り組んでいるブランドは沢山ありますが、代表的な企業を上げておきます。

  • ユニクロ・・リサイクル、リユース、自然に配慮した素材開発
  • H&M・・リサイクルシステム「Looop」やペットボトルのリサイクル
  • しまむら・・商品廃棄ゼロ運動、環境配慮型副資材の導入
  • ZARA・・再利用可能資源の採用、プラスチック袋廃止
  • リーバイス・・節水加工技術の開発、リサイクル
  • パタゴニア・・リサイクル、農業技術開発など

この他にも、多くのブランドがエシカルファッションへの取り組みを行っています。

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最新の取り組み事例

また大手ばかりではなく、様々な企業がエシカルファッショへの取り組みを行っています。特に最近では、最新のテクノロジーと組み合わせたイノベーションが次々に起こっています。

インクジェットデジタル捺染機 エプソンMonna Lisa(モナリザ)

エプソンのMonnna Lisaは、アパレル製造における大量の廃棄水問題を解決するプロダクトです。ファッション業界は、世界の2番目に多くの水を消費し、なんと地球全体の水質汚染の原因の20%を占めるといわれています。

セイコーエプソンのインクジェットデジタル捺染印刷機「MonnaLisa(モナリザ)」 刷版洗浄に必要な水、廃棄インクの削減を実現しながら、精細なグラデーションや微妙な色調の再現を実現した革新的なプロダクトです。

Monnna Lisaの紹介ページはこちら

ブランドバッグの循環型シェアリングサービス「ラクサス」

ラクサスは、循環型のものを捨てない社会を目指すブランドバックのシェアリングサービスです。バッグを自由に交換してファッションを楽しむだけで、利用者はSDGsに貢献することができます。

世界最大級を誇るバッグの品揃えは、60ブランド40,000種類。全てのバッグが交換自由で定額使い放題。ラクサスは、これまで約6年間で55万回の貸し出しを行いましたが、現在廃棄になったバッグは一つもありません。

ラクサスの公式ページはこちら

国内初のエシカルファッションショップ・カチガワランドリー

カチガワランドリーは、日本に5人しかいない、型崩れしたシルエットを復元する技術を持つ職人が在籍するファッションショップです。ショップではただ単にエシカルにそった服を販売するだけにとどまらず、クリーニングやメンテナンスまで行っています。

長く丁寧に着るための洋服を納得して買うことができ、また服が疲れたらメンテナンスもすることができる画期的なショップです。

カチガワランドリーのショップはこちら

エシカルファッションジャパン

エシカルファッションジャパンは、日本初のエシカルファッション推進団体です。エシカルを当たり前として世間により広く認知
してもらうために、国内外のブランドのPRや情報発信、ワークショップやイベントの運営などを行っています。日本のエシカルな情報にふれたいと思ったら、一度覗いてみることをお勧めします。

エシカルファッションジャパンのホームページはこちら

エシカルファッションのために出来ること

では、エシカルファッションに私達が参加するためにはどういった取り組みを行えばいいのでしょうか。私達ができることで簡単なことは、エシカル認証マークが貼ってある製品、エシカルファッションに取り組んでいる企業の製品を購入することです。

また、服のリサイクルだったり、服を長持ちさせるなど、衣服を大切に扱うということからでも参加できます。エシカルファッションに参加することは私達にとっては少し手間がかかることがあるかもしれませんが、それは長い目でみれば地球全体を豊かにすることに繋がります。


ファッションを愛するからこそ、ぜひエシカルファッションに関心をもっていただければ嬉しいです。

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