あなたは洋服をどのくらいの期間着ますか。
流行の服を着たいからワンシーズンで買い替えるという方もいれば、飽きるまで着るという方、擦り切れるまで着続ける方もいるかもしれません。
本当はもっと長く着たかったけれど、体型が変わって着られなくなったという方もいることでしょう。
こうしたあらゆる事情や状況で洋服をお直ししていけば、より長く着ることができます。
自分が着なくても友人や家族などに譲ることもできるので、無理なく気軽にお直しできるサービスの存在も知っておきましょう。
高品質な服を買って長く使っていこう
普段、洋服を買う時、どのようなブランドや品質のものを買っていますか。
常に最新のものを着たいからとプチプラ系の服を買う方もいれば、人気が高いブランド服を買って飽きたらすぐに売って買い替え資金をゲットするという方もいるかもしれません。
一方、裾や袖が擦り切れるまでや穴が空くまで着尽くす方、もっと長く着たかったけれど体型が変わって着られなくなった方もいるかもしれません。
こうした時も、お直しをすることで、まだ着られる服を誰かに譲ることやご自身でより長く着続けることができます。
SDGsなどが叫ばれ、1つのものを大切にしていく価値観が見直される中、プチプラ系の服を次々に買い替えていくより、ある程度しっかりした価格のものを購入してお直ししていくのもおすすめです。
価格より品質重視で
プチプラ系の服が好きな方は、安い服を着て、高級な服を着ているように見られることが気持ち良いなどと言います。
確かに、安い服をかっこよく着こなすのも一つのおしゃれです。
ですが、プチプラ系の服が高級そうに見えるのは最初の1回か2回程度です。
一度でも洗濯すると、生地がペラペラになったり、色が落ちたり、毛玉が付いたり、形が崩れるなどし、どう見ても高級そうには見えなくなります。
どうせ安いから、1回で処分して買い替える方もいますが、見た目は弱っても、まだ着られる服を捨てるのはもったいないです。
ワンランク上の大人のたしなみとして、低価格よりも品質重視で、長く着られる服を買ってみましょう。
そうすれば、事情や状況に合わせてお直ししながら、長く着ることが可能です。
流行の服を着たいからワンシーズンで買い替えたい方は、家族や親族、友人や職場の同僚などに譲ってみませんか。
体型が違うという場合も、お直しすれば着られる可能性があります。 飽きるまでは着るけれど、すぐに飽きてしまうという方は、お直しでデザインを少し変えることやアイテムをプラスしてイメージを変えることも可能です。
擦り切れるまで着続けた方は、ほつれなどの補修を行い、さらに長く着られます。
体型が変わって着られなくなったという方は、ウエスト直しなどで着ることも可能です。
どんなことができる?
とはいえ、お直しでどんなことができるか気になります。
服のデザインなどにより、どのくらい生地が余っているかにもよりますが、幅広い対応が可能です。
たとえば、スラックスやズボン、スカートやワンピース、ドレスなどの裾上げや裾下げが可能です。
痩せてウエストが細くなれば詰めることができ、太ってウエストが入らなくなったら、布のあまり具合により、後ろと両脇から生地を引き出して緩くすることもできます。
スーツやコートの袖口がボロボロになったら、擦り切れた袖先の部分を少しつまんで縫いこむことで補修もできます。
ブルゾンやパーカーの袖口や裾部分に付いているリブも交換可能です。
そのほか、服の穴の補修や壊れたファスナーの交換などさまざまな修理ができます。
デザインに飽きた方やトレンドの服を着たい時は、流行のスタイルへとお直しもできます。
大きめの襟をとってノーカラーにすることや短い丈のスカートにレースなどをあしらって、ヒラヒラと可愛くしつつ丈を伸ばすこともできるのです。
どこでお直しできる?
お直しサービスは服を購入したお店なら、無料または低料金で対応してくれることが多いです。
そのほか、クリーニング店やミシン販売店などで、本業以外の事業としてお直しに対応していることもあります。
また、チェーンのお直し店もあり、仕事帰りやお買い物のついでに利用できるよう、駅ビルの一角や駅近の立地などアクセスの良いところや商店街の一角にお店を構えていることもあります。 近くにお店がない方も、あきらめることはありません。
今はお直しサービスも、オンラインショップで対応しています。
まずは服を送ってメールや電話で希望を伝え、見積もりをしてもらいましょう。
見積もりに納得がいけば、お直しに入り、完成次第、配送で届けてくれます。
洋服を送って受け取る手間と時間がかかりますが、来店サービスに比べると価格が抑えられていることが少なくありません。
まとめ
そろそろプチプラ系の服を卒業して、品質の良い服をお直ししながら長く着ていきませんか。
サイズ直しから、穴やほつれの補修、デザイン変更なども可能です。
服の販売店での対応をはじめ、関連業種のサービス、チェーン店をはじめ、お直しサービスを提供するオンラインショップもあります。