洋服を着ようと思った時、タオルを使おうと思った時にほつれができていたなんてことはありませんか。
タオルならまだしも、洋服にほつれができていたらもう着られないと思って捨ててしまう方もいらっしゃるかもしれません。
今回は洋服などを無駄にしない洋服ほつれの直し方についてご紹介していきます。

裾がほつれた場合

裾がほつれた場合​

パンツの裾がほつれてしまった場合、自宅でもできる簡単な直し方があります。
一般的に裾上げを行う際には「流しまつり縫い」をしていきます。
流しまつり縫いとは、糸が斜めになるようにして縫う方法です。

1.布地の裏側を向けながら塗っていきます。 最初は、縫いしろの内側に玉結びが隠れるようにして縫いしろの内側から縫い始めましょう。

2.はじめの針を出した部分から5mmほど斜め上、かつ縫いしろの際の部分に近い表地の織り糸を1、2本すくいます。

3.今度はそこからさらに5mmほど斜め下、かつ最初に糸を出した部分と同じ高さの位置から糸を出しましょう。

4.糸を引っ張ることで斜めの縫い目ができあがります。 ここで引っ張りすぎると布が引っ張られて仕上がりが引きつってしまうので注意しましょう。

5.1から4を繰り返すことで流しまつり縫いができます。

6.縫い終わりは、縫いしろの表側で玉止めをし、その後玉止めの根本から針を通して5mmほど離したところからまた針を出します。

その後、糸を切って布地を引っ張ると、糸の端っこがうまく縫いしろの裏側に隠れるので完成です。

ニットがほつれた場合

ニットは網目が大きめですので、どうしても何かしらひっかけてしまってほつれが起こりやすい素材です。

特にバッグや壁などにひっかけてしまうという方が多いのではないでしょうか。
応急処置として対処するなら、ニットを上下前後左右に揉むようにすると簡単なほつれであれば、ある程度きれいに目立たなくさせることもできます。
ただし、それだけではひっかけてしまったほつれは直らないことも多いでしょう。
ニットのほつれには、かぎ針がおすすめです。

1.ニットをひっかけてほつれができてしまった箇所を見ると、そのちょうど横にある網目が引きつってしまい網目が小さくなっているはずです。 この網目の糸をかぎ針ですくい、優しく引っ張ってみましょう。

2.さらに、その隣の網目の糸もかぎ針ですくって引っ張ります。 隣り合っている網目の糸を少しずつ引っ張るとほつれが出てきていた部分がうまく収まっていくはずです。

3.次にほつれていた網目の反対側も同様に、網目が引っ張られていて小さくなっている部分の糸を引っ張って、網目を少しずつ均等にします。

4.網目の調整が終わったらニットを揉んで馴染ませて終了です。 もし、ほつれがひどい場合は、これだけでは収まらないこともあるので、糸をニットの裏側に持っていって玉止めをすると良いでしょう。

デニムや綿などの衣類の生地から糸が飛び出てきた場合

デニムや綿などの衣類の生地から糸が飛び出てきた場合

こちらも同様、ひっかけなどによって衣類の生地が飛び出てきてほつれができることがあります。
この時に便利なのがほつれ補修針というものなのですが、この補修針がなくても直す方法があります。

縫い針と糸を使って直す方法

まず、縫い針と15cmほどの長さの糸を用意しましょう。

1.縫い針に、糸をまず針穴に通して、もう一方の糸の端を反対側の針穴通し、ループ状にします。

2.衣類の糸が出てきている箇所をなるべく糸をもとの状態に戻すようにするため、周りの生地を上下左右に優しく引っ張りましょう。

3.ある程度飛び出した糸が落ち着いたら、飛び出た糸の根元へ先ほど1で作ったループ状の糸を作った縫い針を差し込み、さらにそこから2cmほど先から糸を出します。

4.針を進めていく段階で縫い針に作ったループ部分が飛び出した糸の近くに来るので、飛び出た糸をループ部分にくぐらせて、ゆっくりと針を引っ張っていくと飛び出た糸が裏側へ行きます。

5.縫い針をそのまま引っ張っていくと、縫い針から糸が離れますので、最後にループ部分にしていた糸を引き抜くと、ひっかけていた部分だけ裏側に回り、表地はきれいな縫い目に戻るのです。

ほつれ補修針を使って直す方法

ほつれ補修針は、縫い針の後ろがやすりのようにざらざらした素材になっている針です。

1.飛び出た糸の根元へ補修針を差し込みましょう。

2.次に針を刺したらざらざらのやすり部分に飛び出た糸をなじませるように巻き付けます。

3.針に糸を絡ませた状態でそのまま中へ差し込むだけで、糸が裏側へ行きます。

4.裏側に糸が出ているのが気になる方は、玉止めをして完了です。

まとめ

いかがでしたか。 ほつれてしまった洋服は自宅でも簡単に直すことができます。

修繕せずにそのままの状態で着用していると、洗濯をした後などにほつれが広がってしまう可能性があります。

そのまま捨ててしまうのも大変もったいないですので、ぜひ大切な洋服は今回ご紹介した方法でぜひ修繕して着用してみましょう。

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