オーガニックコットンは、通常のコットンと素材は同じ綿です。しかし、製法は全く異なります。具体的には、3年以上農薬や化学肥料を使わない農地で栽培、また児童労働を行わせていないなど、国が定めた認証機関の厳しい基準をクリアしなくてはいけません。そのため、オーガニックコットンには通常のコットンにはない特徴があります。
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オーガニックコットンは草木の匂いがする
オーガニックコットンから草の匂いがする、そんな声を聴くことがありますが、それは本当の話です。
通常のコットン製品は、薬品等でにおいを消したり、漂白するための処理が行われています。しかし、オーガニックコットンは、薬品等の接触をさけるため、そういった処理は通常行われません。そのため、草木のような酸っぱい匂いがそのままのこり、また生地も真っ白ではなく、少し茶色がかっていたりと、独自の風合いをもっています。自然由来の生地だからこそ、オーガニックコットンには五感を刺激する特徴があるのですね。
匂いを消したかったら一度漂白を
オーガニックコットンはその製法の性質上、どうしても匂いが残ってしまうのです。逆にいえば、それはオーガニックコットンがオーガニックに作られたという証拠でもあります。
しかし、人によってはその臭いを不快に感じる場合もあるでしょう。そのため、どうしても匂いを消したいという場合は、漂白を試してみるといいでしょう。しかし、漂白をするとどうしてもオーガニックコットン独特の生地の色合いなどが失われてしまう可能性があることに注意しましょう。