炭を使うことで、肥料になったり、植物の根腐れを防止するなど、様々な効果を得ることができます。
今日はそんな炭のガーデニング効果について、また利用法を紹介します。
炭をガーデニングで利用する方法
実際のところ、具体的にどう炭を活用すればいいか。利用方法はいくつかありますが、まず一番簡単なのは土の上に置くことです。上に置くだけでも、葉を食べるナメクジなどの害虫を予防できます。
その他、土に混ぜるのも非常に効果的です。土に混ぜる場合は、割合は3分の1ほど、消臭などに使えなくなった炭でも結構ですので、細かく砕いて土に混ぜましょう。
また、一切土を使わず、水と炭などで育てるハイドロカルチャーという栽培方法もあります。こちらもやり方は簡単で、植物の土を落とし、ボールに根腐れ材と一緒に炭をいれるだけです。こちらは、ハイドロカルチャー用の炭があるので、それを利用されるといいでしょう。
ハイドロカルチャーは、水やりの回数も少なくて済み、お洒落に演出できるのでぜひ挑戦してみてくださいね!
炭を土に入れる効果
炭が土にいい理由。その一つは、炭が多孔質であることがあげられます。多孔質とは、名前のとおり、表面に沢山の穴があいているわけなんですね。どれくらい開いているかというと、なんと炭に1kgあたりで、東京ドーム6個分の表面積になるくらい、とんでもない数の孔があいています。
これらの無数の孔が、微生物などの住処となり、さらには有害物質などを吸着し、土を元気にしてくれるというわけです。
その他にも、炭には土に重要な保水性を調整したり、通気性を高める効果。太陽エネルギーを吸収する保温効果。炭が持つミネラルによる栄養補給、酸性土壌を中和するなど、様々な効果があります。
もちろん、炭は化学肥料ではないため、環境にも優しくガーデニングや園芸を楽しむことができます。最近では、この炭効果は大変注目されていて、環境問題への関心もあり、田畑の土壌改良に炭を使おうという研究も進んでいるようです。もみ殻を炭化させたくん炭が有名ですね!
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炭と地球に優しい暮らしを
今日は炭をガーデニングに利用する方法について紹介しました。炭は環境にも優しく、様々な効果があります。炭を暮らしに取り入れて、豊かな毎日を送ってください。