家事の中でも洗濯は毎日のように行わなければならない負荷の大きい作業ですが、なかでも取りこんだ服をたたむのを苦手にしている方は少なくないのではないでしょうか。時間がかかるうえに、なかなか上手にたためないという悩みを解決するためには、プロのやり方を参考にしてみるのがおすすめです。そこで以下では、プロのたたみ方について服の種類別に見ていきます。

服のたたみ方時短方法

Tシャツやカットソーのたたみ方

Tシャツやカットソーは薄い素材のものが多いため、しわにならないようにたたむ必要があります。まず最初に、裏返しにして脇にある縫い目がそろうように広げたうえで、手アイロンをかけてしわを伸ばすようにしましょう。その次に、襟元を基準に、身丈の部分を内側に織り込みます。その際も、適宜手アイロンで伸ばすようにすると、しわになるのを防止することができます。続いて、袖を根元から折りたたんでいくのですが、その際のポイントはなるべく身丈と平行になるように折るという点です。最後に、お腹の部分で身頃を半分に折れば完了ですが、このときもしわにならないように手を添えてやるようにしなければなりません。なお、以上の方法は、Tシャツやカットソー以外に、ドレスシャツなどにも応用できます。

なお、シャツの中でもカップ付きのものをたたむ場合には、ちょっとしたコツが必要です。カップ付きのシャツは、ブラジャーをせずに済むので多くの女性に人気なのですが、折りたたんでもカップの部分が浮き上がってしまってなかなかコンパクトにしにくいというのが悩ましいところです。このカップ付きのシャツをたたむ場合には、裏返しにしたうえで、肩と平行になるように袖を折り返し、続いて裾を折るようにしましょう。そして、カップの上部から肩にかけての部分がカップの裏にくるように折り返すのです。そうすることで、全体をコンパクトにまとめられるでしょう。

Tシャツやカットソーのたたみ方

ジャージやスウェットのたたみ方

シャツと違ってジャージやスウェットは生地が分厚いため、同じようなたたみ方をしていたのではかさばってしまいます。そのため、それらをたたむ際にはなるべく手数を掛けずにシンプルな工程にすることがポイントとなります。やり方は非常に簡単で、はじめに肩と平行になるように裾を折ったうえで、その裾を折り返すだけです。フードが付いている場合は、しわにならないように内側に織り込んでおくと良いでしょう。仕上げに、手アイロンでしわを伸ばすようにすれば、そのままタンスなどにしまうことが可能となります。

ジャージやスウェットのたたみ方

服のたたみ方を覚えて生活効率を向上させよう

以上で紹介したやり方を参照にして服をたたむようにすれば、それまで長時間かかってうまくできていなかった服のたたみ方が劇的に改善されるはずです。そうすれば、家事の時短にもつながりますし、大事な服を型崩れさせずに長期間使い続けられるようにもなるでしょう。生活効率を向上させるために、まずは上手に服をたためるよう努力してみましょう。

また、洗濯自体で時短する方法もあります。洗濯は毎日ある家事だからこそ、効率的に取り組んで余裕を持ちたいですね。

すぐに使える洗濯物時短テクニック!
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